木目込み人形 お家さん [木目込み人形]
木目込み人形 お家さん
久月人形学院2015への私の出品作品です。
お家さんというタイトルの木目込み人形です。
わたしの大変お気に入りの作品です。
10月31日から明日11月3日まで開催されています。
興味をもたれた方は、お出かけください。
浅草橋駅を降りてすぐです。
木目込み人形 お家さんの顔アップ
お家さんの木目込み人形には、私にとって初めての技術が入っています。
ひとつめは襟です。
これは、木目込んでいません。
普通に着物を着るときのように(襟元だけ)着せています。
木目込み人形 お家さんの帯
ふたつめは帯です。
前の部分は、普通に木目込んでいます。
後ろの部分が新しい技術です。
帯を結んでいます。
今回の展示は、後ろ向きです。
それぞれが帯を自由に結びました。
テレビの時代劇
(私が参考にした番組は、
☆ おそろし~三島屋変調百物語~
今、大好調のあさドラ「あさが来た」の波瑠さんが主演していました。
☆ 神谷玄次郎捕物控
こちらは、藤沢周平の名作を高橋光臣さんが主演しています。
☆ まんまこと~麻之助裁定帳~
畠中恵さん原作を紗久楽さわさんがまんが化しています。
すべてNHKの番組です。)
をよく見ました。
何度も何度も見ました。
帯の結び方は角だし結びという名前だと思います(違っていたらごめんなさい)。
この結び方がわたしは好きです。
そして、着物のすそ部分を直しました。
(まだ、家には返ってきていません。前からの写真はその時点でまた書きます。)
ボディも修正しました。
ヒップをふっくらさせました。
自慢のラインになったと自負しています。
私の作品お家さんが、中央の良い席に置かれていたので感激でした。
うれしかったのです。
苦労をしたけれど、頑張って作りました。
今日は、私の作品のみです。
続きます。
兜をかぶった男の子の木目込み人形 [木目込み人形]
兜(かぶと)を被(かぶ)った男の子の木目込み人形
友人のご子息の初節句祝いに贈った木目込み人形です。
頭に兜(かぶと)。手には菖蒲(しょうぶ)の花を持った男の子の木目込み人形です。
この人形は、割と簡単に作れました。
★ GIFアニメーションをつくってみました!
久月人形学院作品展2014 [木目込み人形]
木目込み人形
上の木目込み人形は、わたしの今年の出展作品です。
今回わたしたちの教室のテーマは型置きという手法です。
型置きで、着物の柄(がら)にします。
わたしは、生地の花柄(牡丹の花)を使用しました。
1.紙に生地を貼り付けます。
2,絵柄に沿ってはさみで切り抜きます。
3.切り取った絵柄をまた、紙に貼り付けます。
4.次に、金糸を絵柄に沿って貼り付けます。
(花びらや葉一枚一枚に金糸を貼り付けひとつの花や葉にする)
5.今度は、金糸に沿いはさみで切り取ります。
6.最後に木目込み人形の着物に貼り付け、柄にします。
型置き
ひとつの型置を作るのに、わたしは3時間から4時間以上かかりました。
絵柄になった型置き
今日は、わたしの木目込み人形だけを紹介いたしました。
続きます。
久月人形学院作品展に行って来ました。 [木目込み人形]
男の子と女の子の市松人形
久月人形学院の久月人形学院作品展に11月3日の日曜日に行ってきました。
浅草橋駅(JR総武線東口・都営浅草線)のすぐ近くの久月総本店で開催されていました。
上の写真の男の子と女の子の市松人形は、木目込み人形(きめこみにんぎょう)です。
わたしが、初めて作った木目込み人形です。
とても可愛い市松人形です。
春三月にたまたま見たチラシで、一日限りの特別教室が開催され参加しました。
その時作ったのが男の子の市松人形です。
楽しくて4月から木目込み人形講座に参加しています。
そして、一から作り始めたのが、男の子と対になる女の子の市松人形です。
今回作品展が開催されるので出品したのです。
ベテランの先輩の前で、チョー初心者のわたしが出すなんてと断わり続けていました。
けれど皆さんに背を押されて出させていただきました。
会場内の様子
下の作品は、月舟(げっしゅう)先生と先輩方の作品の市松人形です。
左:月舟(げっしゅう)先生の市松人形 右:先輩方の市松人形
左の縦長の写真が月舟(げっしゅう)先生の作品です。
わたしの市松人形の衣装は化学繊維(通称化繊)です。
けれども先生のお人形さんは、年代物の絹(シルク)です。
小さな画面で分かりづらいかもしれません。
(クリックしますと大きいがめんになります。)
右の写真の市松人形たちは、先輩方の作品です。
左の短い髪の毛の子の
衣装には細かい細工が施されています。
青い衣裳を着た長い髪の市松人形がわたしは好きです。
素敵な柄と色の着物を着ています。
わたしも早く先生や先輩方のような木目込み人形を作れるようなりたいと思っています。
つづきます。